ミュージアム

卒業制作

 卒業制作は小学校6年生と中学校3年生がそれぞれ制作します。卒業制作で形になった作品の中には、長い時間校内や地域に残るものもあります。

大切なもの

 「大切なもの」は開校40周年を記念して作られた合唱曲です。子供たちのアイデアをもとに詩が作られ、音楽科の教員がメロディーをつけました。歌を歌っていると自然と母島の情景が浮かび、ここでの想い出が彩りをもってよみがえります。子供たちにとっては校歌と並んでこの母島小中学校を象徴する大切な歌となっています。

 

大切なもの

           作詞 母島小学校児童

           作曲 久慈 江理奈

 

 

一 ムニンデイゴの花が咲く 出会いと別れの春の花

  カツオドリが飛ぶ あの青い空

  すべて たからもの

  イルカが踊りだす夏の海に 光り輝く太陽 きらり

  友達と遊んだガジュ下で 声をあげるよ

 

  守りたい 守りたい 花のサンゴが続く海を

  ウミガメの涙から知った 母の愛を

  母島の自然そのままに 青く生い茂る樹々たちを

  僕たちの手で守っていくよ

  大切なものを

 

 

二 白いワダンが咲き誇り メグロでにぎわう母の山

  アカポッポが棲む あの深い森

  すべて たからもの

  クジラが歌いだす冬の海に 光り輝く夜空 きらり

  友達と遊んだ浜辺から 声をあげるよ

 

  守りたい 守りたい 花のサンゴが続く海を

  寄り添って泳ぐ影 感じる 深い愛を

  母島の自然そのままに 青く生い茂る樹々たちを

  僕たちの手で守っていくよ

  大切なものを

 

  守りたい 守りたい 花のサンゴが続く海を

  やわらかい手握るたび 溢れる 母のぬくもり

  母島の自然そのままに 青く生い茂る樹々たちを

  僕たちの手で守っていくよ

  大切なものを

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